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ジャンヌ・モロー Jeanne Moreau の宵

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いつもの公園に咲いている
ジャンヌ・モローと名付けられた白いバラ。
白といっても透き通る白ではなく、オフホワイトに近い白いバラの花。


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7月の最後の日に、ジャンヌ・モローが旅立った。

「Jules et Jim ジュールとジム 」1962年(邦題「突然炎のごとく」)の生き生きとした
彼女の姿はとても印象的だったし
「L'Amant ラマン」1992年(邦題「愛人/ラマン」)のナレーションでは
その魅力的な声が非常に生かされていた。

一昨年の秋にDVDを買って、何度か見た
「Une Estonienne à Paris パリのあるエストニア女性」 2013年(邦題「クロワッサンで朝食を」)では
年を重ねる魅力というものを体現してくれている。

1日の夜には、追悼で彼女の出演映画が2本テレビで放映された。
そのうちのひとつ
「Ascenseur pour l'échafaud」1958年 (邦題「死刑台のエレベーター」)を見た。


↓この映像は、この映画の予告編。



大写しの彼女の顔の表情から始まる映画。
アンリ・ドカエの映像は、どの場面でも彼女の微妙な表情を上手に捉えている。
現在では、街でほとんど見かけることのなくなった公衆電話や
オフィスや家で使われている古い電話機、
当時のパリの街並み、そこを走る車。
リノ・ヴァンチュラも刑事役で出ている。
出演している俳優も、パリの街も、マイルス・デイヴィスの音楽も
全てが魅力的に思える映画だ。

「Une Estonienne à Paris パリのあるエストニア女性」もパリが舞台になっているけれど
それは現在のパリ。
そのパリと1958年のパリ、
パリの街とともに年を重ねてきたジャンヌ・モロー。


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美しく、魅力的な女性が、また一人逝ってしまった。

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生き生きと生きること、自由に生きること
そのことから生まれる美しさ。
つまりは、生きることの美しさ。

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「Une Estonienne à Paris パリのあるエストニア女性」については
またゆっくりと、その魅力を噛みしめてから
おしゃべりしようかな。

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このバラとジャンヌモローの表情が重なって
これからは
このバラの中でも彼女が生きて行く気がしてしまう。

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* ジャンヌモローの4枚目までの写真は、お借りしたものです。


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by echalotelle | 2017-08-03 05:22 | 表現されたもの、本・映画など

liberte,amitie,illimite


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