2017年 03月 08日
洪水の季節とマレのエコガーディアン
「おお、ネコヤナギの芽も出てきたぞ~」
と思いながら歩き始めた下のマレ
歩いて行くうちに
水路の水が濁っていて、水量もとても多くなっていることに気が付く。
嵐の"ゼウス"が3日間も雨を降らせたから
それは当然、マレの川や水路の水位も高くなります。
雨が上がって、カモたちもほっと一息かな。
しかし、夜からはまた雨の予報
例年のことながら
春先のこの雨続きには、少々うんざりしてしまいます。
下のマレの畑の中には
すでに水が上がっているところもありました。
そうね、水仙の季節は洪水がよく起こるのでした。
柔らかい芽が出てきているレタスの畑
水をかぶらないですむといいな。
かっちゃん、そこは危険のないところだけど
散歩中は水の中に入らないでね~
毎年水の溢れる個所を見に行こうとしたら
遠くにいても音が聞こえるし、何かテープが張ってある!
警察の通行禁止のテープでした。
溢れた水は、そばにある畑に流れ込んでいきます。
今年は、いち早く「通行禁止」のテープが張られましたが
それは、マレを巡回しているおまわりさん!のおかげなのです。
今年の初めから、警察官が一人、マレを巡回してくれるようになりました。
まさに、おまわりさん!です。
マレやマレで野菜作りをする人たちや散歩する人たちの安全、
プラス、自然環境を守るためのおまわりさん。
我が町では、エコガーディアンと呼ばれています。
このパスカルさんは、下のマレに畑も持っているそうで
マレのこともよく知っています。
ガーディアンと言えば、馬で移動する姿を思い浮かべますが
ここでは、自転車や舟での巡回です。
マレは、静かなところではありますが
残念ことに野菜泥棒や舟泥棒なども現れることがあるのです。
ガーディアンがこうやって見回りをしてくれているというだけで
安心感が違います。
若葉が出てくると、枝垂れ柳がそれらしく見えてきます。
上のマレも水がたっぷりです。
高い木の上に人が見えたと思ったとたんに
そのそばの木が倒れました。
3月は剪定の季節でもあります。
マレの人たちの中には、業者を頼む人もいますが
ほとんどの人は、自分たちでチェーンソーを使って大きな木も剪定しています。
じりじりとしながら、太陽を待つ春の始まりであります。
「港と舟の点検もしなくちゃね!」
怪し気な空の下
「また晴れ晴れダンスを踊らなくちゃね!」
U^I^U*
かっちゃん、港に行けたからとっても嬉しそうね♪ ^^
by echalotelle
| 2017-03-08 05:22
| 日常の特別