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une tete d'ail "一頭"のにんにく

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市場に出ている苗屋さんで
植付けのために買ったにんにくがとても立派で
ちょっと描いてみたくなりました。

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紫にんにくです。立派でしょう?!

この丸ごと一個をフランス語では
une tête d'ail ユンヌ・テットゥ・ダイュ といいます。
ail アイュ がにんにくで、une tête は、"ひとつの頭"の意味です。
まさに"頭"と呼びたくなる形ですね。

日本語だと、この丸ごとのにんにくは
一玉とか一株と呼ぶことが多いでしょうか。

ちなみに、一片のにんにくは
une gousse d'ail ユンヌ・グース・ダイュです。


にんにくの色だけに注目して描いた最初の絵は
カサカサした乾いた感じがちっとも出てなくて、困りました。
絵のニンニクも、どことなく困っているように見えます。

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それから数日たって
乾いた感じを出したいなと思いながら描いたのが
いちばん上の絵です。

乾いた感じを出すのは、とても難しいことだなとわかりました。

どうしたらいいか
手元にある有名な画家の絵が載っている画集などを見ながら
やはり色の出し方、濃淡、描き方でそういう風に見えるんだな
ということはわかったつもりになりましたが
さあ、どうしたら乾いた感じをよりよく出せるのでしょう。

生き生きしたものよりも
こうした乾いたもの、ごわごわしたもの、カサカサしたもの
そういうものをたくさん描いてみたくなりました。
落ち葉の季節だから、そう思うのかもしれませんね。


いろいろ見た画集の中には
小磯良平のカタログもあります。

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20代の頃、東京での展示会に行った際に購入したカタログです。

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ドガの絵を思い起こさせる踊り子の絵や人物画が多く載っている中に
植物画もほんの少し載っていました。

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エーデルワイスとシャクナゲです。
エーデルワイスの根元の方や土の様子、
シャクナゲの茶色い枝の辺り、草木のカサカサした感じがよくわかります。
これから何度もこの絵を見つめることにしましょう。

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カタログをよく見てみたら、1987年(昭和62年)の夏に
東京都庭園美術館で行われた展示会に行ったのだったなと思い出しました。
一時、この庭園美術館が気に入って
まるで通うように訪れていた時期があったのですが
それはこの頃だったのか、とすっかり忘れていたことも蘇りました。

当時は、特に植物画に興味を持っていたわけではないのですが
今、このカタログが手元にあることをとても嬉しく思います。


今現在、神戸市立小磯記念美術館で
「描かれた花々ー小磯良平の植物画を中心にー」の特別展が開かれています。→

小磯良平の薬用植物画と植物分類学者の牧野富太郎や
他の画家たち数名の花々の絵が展示されているそうです。
会期は、12月11日までです。

pochipochiさんが
1日にこの展示会に行ってらして、その様子を詳しく紹介してくださっています。→
近くにいたら、私もぜひ行ってみたかったな。


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10月の最終日
公園に落ちていたのはブナの実。

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マロニエの実の姿はすでになく
降り積もっているのはマロニエの葉だけでした。

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このカサカサした落ち葉を
思いっきりカサカサした感じに描いてみたいなぁぁ。



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by echalotelle | 2016-11-03 06:16 | 日常の特別

liberte,amitie,illimite


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