2016年 06月 18日
ネズミモチは夏の匂い
そこを通るとふっと懐かしい香りがして
夏休み前の小学校の校庭の片隅を思い出す。
はっきりとは覚えていないけれど、この匂いは
校庭で嗅いだ香りだ。
ちょっと臭いかなと思うむっとした感じがまずやってきて
その後に懐かしい香りに変わる。
ネズミモチの花の香り。
フランス語では、troène du Japon 日本のイボタノキ という意味だ。
学名は、ligustrum japonicum
熟した果実がネズミの糞に似ていて、葉がモチノキに似ているので
この名前がついたそうだ。
我が町では、このネズミモチが約100mほど垣根になって植えられているところがあって
6月の中ごろになると
そこを通る度に、子どもの頃の夏休み前のことがはっきりと蘇ってくるのであった。
ネズミモチの香りをたっぷりとかいだ日の朝は
清々しい雲と明るい太陽が出ていた。
「あ、太陽だ!
眩しい!!」 U^I^U*
街の中のハンギングにも花が飾られ
白い雲が出ているうちは、夏の日を思わせる。
しかし!ここ数日は、必ずや午後の初めには黒い雲がやってくる。
怪しい
怪しい、怪しい
やっぱり、雷が鳴りだした。
毎日雨に打たれ、タチアオイの花は
お疲れのようです。
by echalotelle
| 2016-06-18 18:04
| 植物の名前