2016年 06月 05日
6月4日と5日の川の様子の記録
3日の金曜日からは雨も止んで曇り空になったものの
ずっと洪水注意報が消えない我が県なので
川の水位を見守らないわけにはいかない。
どうやら4日が増水のピークのようだったようで
11年住んでいて初めて見た高い水位であった。
大きな橋の下と川の水の間の隙間が小さくなっていくのを見て
3日の夜と4日には
我が家も多少、対策を考えた方がいいかなと思い
1階のガレージ部分を見回して
靴や大事なものは少しだけど、上階に移動しておいた。
我が家の前には堤防があるけれど
堤防のない反対側は
そのうち傍の家の方まで水が溢れるんじゃないかと思えるほど
岸のぎりぎりまで水が来ていて
そこに係留してある舟には
流されないようにと持ち主が両側に杭を打っていた。
橋の反対側では
いつも静かに浮いているサンチアゴ号が
大きな波に揺れている。
普段ちっとも流れのない川が
大河のようになっている。
対岸公園へ通じるトンネルの入り口にも水が溢れていた。
これは、川の水が溢れてここまで来たのではなく
下から湧いてきたようだ。
対岸公園の川岸には堤防がないので
静かに水が岸へ上がってきていた。
いつもは、キショウブの生えている部分までが川だから
かなりの部分の岸が水を被っているのがわかる。
かっちゃん、いくら水が好きでも
ここでは泳げませんよ。
近所のお宅には、たいてい cave カーブと呼ばれる地下室があって
そこにワインなどを保管している人が多いのだけれど
地下室であるがゆえに
その地面から水が湧いてしまっているお宅も多いようで
何軒か地下室の通気口から
ポンプでくみ出した水をホースで外に流しているのを見かけた。
姫りんご通り沿いの下のマレも
川と川の間の土地は、ずいぶんと浸水していた。
写真の細長くなっている土地の間は
普段は島のようになっている部分だから
ここは、ほとんどが浸水してるのだな。
住宅には被害が出ている話は聞かないので
それは安心できる材料である。
ほんの少し緊張した4日の日ではあったけど
コクリコの生命力はすごいなと
赤い花を見上げる余裕はたっぷりとあった。
そして、今日5日。
パッと見てすぐに
昨日より少し水が引いているのがわかった。
一安心だ。
すっかり水が引くまでには時間がかかるだろうけど
これ以上増水することはなさそうで
よかったなと思う今日であった。
by echalotelle
| 2016-06-05 23:25
| 日常の特別