2016年 06月 29日
「ほたるぶくろ(花三題のうち)」小倉遊亀
日本の何人かの方のブログで
ホタルブクロの写真を拝見できてとても嬉しなと思いながら
我が家の小倉遊亀さんの色紙のほたるぶくろの絵を見る毎日です。
遊亀さんの描いたほたるぶくろは白い花。
この色紙は
平成2年(1990年)に日本橋三越で開催された小倉遊亀展へ行った
父が買ってきたもの。
チケットの絵は
昭和58年作の「つかのま」
「陶器 ― それも古い時代のすぐれたもにには人間の作ったものでありながら、
非常に神秘とまで感じられるあるものを持っています。
それと、これも神さまの姿かと思われるような美しい花の形とが、
ぴたりと合うと思わず描きたくなるのです。」
色紙の裏には、遊亀さんのこの言葉が紹介されています。
遊亀さんの実物の絵も、山に咲くほたるぶくろも
実際に間近で見たいなと思う今朝の空は
その白い花の色にも似た曇り空です。
by echalotelle
| 2016-06-29 17:42
| 表現されたもの、本・映画など